選手層の薄さ 8月27日ヤクルト―DeNA

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

完敗です。
DeNA京山以下に2安打完封を喫しました。
投げる方では7回2アウトまで同様に2安打無失点で抑えていた奥川が
DeNA宮崎の一発を食らうとそこからずるずるとソト・牧と3連弾を浴びてしまいました。
奥川は結局93球を投げたわけで、この辺に現在の奥川の限界があるのか、
6回まで元山の2安打のみの味方打線の不甲斐なさにじれてしまったのか。
とにかく高津監督は8番打者以外ノーヒットだった点を重く見た方が良いのでは。
今週の3試合では2得点・3得点・0得点と明らかに得点力が落ちています。
申し訳ありませんが、いつまでも打率0.00の坂口や、2000試合出場の内川ではなく、
ファームからフレッシュなメンバーに入れ替えて打線を組み替える必要があるのでは。

後半戦が始まって明らかに様相が変わってきています。
後半戦が始まって以来の各球団の成績です。
ヤクルト 4勝3敗1分け
阪神 7勝6敗
巨人 6勝5敗1分け
中日 5勝6敗1分け
DeNA 5勝5敗1分け
広島 5勝7敗

Aクラス(ヤクルト・阪神・巨人)勝ち越しでBクラス負け越しというパターンは変わりませんが、
勝ち負けの差が縮まっています。
典型は昨日です。セリーグ全3試合でBクラスチームがAクラスチームを破っています。
後半戦になってはっきり潮目が変わってきているのを感じます。
そもそもセリーグ6球団で当初の見立てでは巨人の戦力が圧倒的で、
それに阪神が続き、あとは団子状態と見ていました。
それが今日現在AクラスとBクラスに10ゲーム以上の差が付くほどの差があるとは思えません。
巨人が様々な想定の範囲外の出来事でもたもたしている間に、阪神がルーキー佐藤効果もあり、
前半戦一気に突っ走ってしまいました。

ここに来てBクラス3チームも戦力を整え始め、阪神は息切れで、巨人は相変わらずのもたもたぶりです。
そういった中で前半戦うまくBクラスチームをカモにして3位をキープしているヤクルトは正念場です。
過去2年のような大コケはないでしょうが、ずるずる沈む可能性がないとは言えません。
ヤクルトチャンネルでは「優勝!」なんて言っていますが、とんでもありません。
相変わらず巨人・阪神とは大きな戦力・選手層の隔たりがあります。

ヤクルトの弱点は選手層の薄さです。現在の1番塩見から8番元山まで確かに強力打線ですが、
その替わりに出てくるような一軍レベルの力を持った選手がなかなかいないということです。
そうなると昨日のように貧打露呈しても、「じゃあ代わりに誰を出すの?」ということになります。
投手陣も相変わらず先発の駒は揃ってきましたが、力としては今一今二です。
リリーフ陣も石山の絶不調、救世主の近藤の離脱。ということで勝利の方程式もろくに組めない状態です。

巨人原監督がローテの組み換えを模索したり、打線の3番を誰にするのか悩んでいるのとはえらい違いです。
ということでヤクルトも無い袖は振れないわけですが、ファームから生きのよい若手を抜擢してみてはどうでしょう。
ベテランと違い若手は化けることもままあります。
そうして育てていかないとヤクルトはいつまでたっても外国人選手と再生工場頼みのチームから脱却できません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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